ミスを極限まで減らす仕事術 樺沢紫苑
うつ病で休職をしていて、そろそろ復職しようと考えられるようになった時、同じ事を繰り返し、また休職してしまうと思い、復職に至らない人は多いのではないでしょうか?
私もその中の一人であり、今年の7月で休職をして1年が経ちます。
気分もだいぶ安定してきて、覚醒度合いも良く、倦怠感に見舞われにくくなり、夜も寝られるようになりました。
唯一、朝の起床が今ひとつで、6時に起きなければならないのですが、起きれる時と起きれない時の波が残っています。。
そんな中で、復職をより具体的に考えられるようになりましたが、今までの労働状態だと、また同じ繰り返しになるのではないかと危惧しており、なかなか復職に踏み切れないのが今の自分の現状です。
今回、精神科医の樺沢先生の動画で、ミスを極限まで減らす仕事術を視聴し、自分がうつ病に至った原因がなんだったのか振り返る事が出来、自分なりの気づきを得たので、紹介をしたいと思います。
■仕事のミス、不注意の原因は何か?
うつ病になる以前は、通勤の往復が2時間、残業が3時間、終日追い込まれた業務体質が常で、落ち着いて物事を考えることが出来ない環境で仕事を続けていました。また、睡眠時間も6時間以上確保出来ない状態が続いていました。
従って、原因は、長期に渡り、注意力や集中力などを要する緊急状態になりながら仕事を続けた結果、ノルアドレナリンが枯渇してしまい、睡眠不足により負債抱えてしまった事がうつに至った原因である事が分かりました。
■それに伴う対処方法についての気づき
①6時間睡眠でも認知機能低下の恐れがあると言われているので、7時間睡眠を極力取り入れる環境を確保する。
②制限時間仕事術は、何度多様せず、緩急をつけて仕事を片付るようにする。
③仕事の片付けも選択と集中の法則が成り立ち、目の前にある仕事に集中し、マルチタスクはしない。
職場に、上記対処法を反映することは、非常に困難であると予想されますが、
復職に伴うにあたり、なぜ、休職に至ったのか原因を分析しておき、その対処方法について職場へ提示する事が出来るだけでも、復職後の仕事の取り組む環境が変わってくるかもしれないので、復職を考えている方にオススメしたいと思います。
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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。