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人のために書くという事とは? 三笠書房 編集長 清水篤史 

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SNSやブログを通じて、情報発信をされている方は、自分が書きたい事をそのまま書く人や、人の役に立つような情報を書いたりと目的によって様々です。

しかし、ブランでティングやビジネスで、多くの人に読んで貰うためには、書きたい事を書くのではなく、自分が人のために書けることを書かなければ、ブランディングやビジネスは成立しません。

自分が人のために書く、または書ける事とはどういうことなのでしょうか?

それは、「プロフィールに必要な条件」の記事でも書きましたが、自分が何者なのかを明確にする事が物を書く上での大前提になります。

さらに言うと、物を書くときは、1つのテーマに絞って書くセオリーがありますので、「何でも屋さん」では、話がぶれてしまうので、数ある経験の中から1つに絞込み、その本のテーマに沿った何者かをはっきりしておく必要があります。

そして、テーマについて具体的に考えていく必要があります。

そのために非常に参考になる切り口が、「テーマは欲」人間欲に沿って考えていくことです。

また、現在、本屋はドラックストアのように例えられており、売れる本はどんな本なのか例えると、「薬、もしくは毒」であることを認識して考えていくと、書ける事のテーマに繋がって行きます。

最後にテーマに沿っての「ネタ出し」で必要な事が、自分の哲学を語る時に、実例が豊富である事が不可欠であり、それが足りなければ読み手を理解させることが難しく、書くことが人のために繋がって行きません。

従って、何かを書くときは、数あるコンテンツから自分は何者かを一本化し、人間の欲に沿ってテーマを選定して、薬や毒となるようなコンテンツに結びつく内容を定める。

そして、自分の哲学を打ち出し、実例によって人を納得させる文章を書く事によって、はじめて人のために活きるSNSやブログ、そして本の出版に繋がっていくと思いました。

いつも文章を書きはじめる前に、まずは自分のプロフィールを整理することに力を入れる事をオススメしたいと思います。

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大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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