何を書けばいいかわからない人のための うまく はやく 書ける文章術 山口拓郎
ブログやSNSで何を書いたらいいのか分からず、毎日のアップデートが出来ず、伸び悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
前回、山口拓郎氏のセミナーの記事で、ネタ探しについて少し触れましたが、今回は、実際にどうしたらネタ探しに困らずにすみ、ブログやSNSなどのアップデートが毎日できるようになれるのか?触れてみたいと思います。
結論を言うと、自分または読者の疑問に答えて行くための、情報収集のアンテナを張ることです。
なぜならば、文章を書くことは、「読む人の疑問に答えていく作業」いわば「自答」といえます。
「疑問」をもった瞬間から、「情報のアンテナ」が張られて、そこからネタが生み出されて行く事によって、書くことが生まれて来るためです。
私は、将来的に本を書きたいと思っています。
じゃあ、どんな内容の本を書こうか?普通なら悩んでしまう所ですが、ここでは、自分についてネタの棚卸しをしてみます。
例えば、「私はどんな事を経験して来た人間なのか?」について自問します。
「クルマ遊びについて」、「エンジン実験について」、「要素研究について」、「論文発表について」、「うつ病の経験について」、「2度の転職経験について」、「パフォーマンスアップによる読書の取り入れについて」、「ジャナリストへの挑戦について」など、自問することによって、8つのネタが見えてきます。
その中から、それぞれのネタに対して、さらに自問していきます。
ジャーナリストへの挑戦についてのネタであれば、「読書について」、「うつ病について」、「SNSについて」、「精神科医 樺沢先生について」、「樺沢塾について」
、「ウェブ心理塾について」、「藤原先生の本について」、「脳科学について」さらに8つのネタが見えてきます。
「読書について」、「うつ病について」など、さらにネタをそれぞれ8つ細分化して自問していくと、最終的には512のネタが出て来る事になります。
このように1つ1つのネタを、「自分はどんな経験をして来た人間なのか?」について関わる内容にアンテナを張って自問して行くと、書くネタがどんどん見えてきます。
また、これだけのネタが書けるようになれば、本を出版出来るだけの十分なネタの量になり、誰でも本が書ける可能性をも秘めていると言えます。
従って、何を書けばいいのかネタが見つからない場合には、自分または読者の疑問に答えて行くための、情報収集のアンテナを張り、自問して行くことによって、何を書けばいいのか自答することが出来るので、ぜひ普段から実践してみては如何でしょうか?
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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。
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