本を読む人だけが手にするもの 藤原和博
なぜ本を読むのか?
当たり前過ぎて、中々答えるのが難しい質問だと思います。
また、明確な目的がなければ、読書を習慣づけて行くことは難しいと思います。
これからの世の中は、成熟社会の今を生きて行かなくてはなりません。そのため、多種多様な生き方が強いられており、答えは1つだけではなく、無数に存在する納得解を得られるように考え抜いて生きて行かなければならない時代に突入しています。
その納得解を得るためには、数多くの知識を日頃から得る習慣を身につけ、豊かな想像力を武器に想いや考えをアウトプットして行く事が求められます。
これこそが、これから成熟社会を生きて行くための武器であり、身に付けて行かなければ、第2、第3のキャリアを得る事が出来ず、長寿社会を生き切れない事になり兼ねません。
また、知識、技術、経験は、リアルであればあるほど、明確な想いや考えが生まれます。
1番有効な手段は、リアルな経験を積む事ですが、多種多様な経験を積む事は容易ではありません。それをカバーするのが、本から得る事が出来る他者からのリアルな経験に基づいた知識です。
これを得る事が、本を読む目的且つ最大の価値であり、想像力を働かせ、自分のこれまでの経験と絡めて、より正確な想いや考えを身に付けて行く事が出来ます。だからこそ、日頃から本を読む習慣を身につけ、想像力を磨く訓練が必要になるのです。
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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。