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頑張らなければ、病気は治る 樺沢紫苑

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■背景

うつ病になる前の自分と比較すると、ストレス耐性を取り戻す事が容易ではなく、今までよりも弱い自分と付き合わなければならない弱さが残る事を実感している人は多いのではないでしょうか?

しかし、病とはポジティブに捉えれば、危険信号であり、その気づきによりこれまでの生き方を修正する事が出来、人生の最善解が見つけ出せるきっかけにもなります。

従って、これまで付き合って来た病の生活から、最良の幸福とは何かを探索するために、本書を読む事にしました。

■3つの気づき

➀否認→受容→感謝の3ステップを踏む事で病気は治る。また、幸せな人生を築くためのプロセスその物である。

➁否認から受容へ至るためのステップは、情報、信頼、時間を満たす事である。

③頑張らない生活とは、笑顔、親切、感謝にあふれた生活であり、これらに関連してエンドルフィンやオキシトシンなどの癒し物質の分泌により、幸福感が得られる最良の生活が出来る。

■To do

➀3つのステップを経て、少しでも感謝を心得る事が出来る人間になる。

➁情報、信頼、時間により円滑な対人関係を築く努力をする。

③肺癌と脳梗塞を患う父の見舞いをムダと思わず、寄り添う事により、孤独から生まれる不安を少しでも取り除いてあげる努力をする。

■感想

感謝する事により病が完治したり、幸せになれるという話はよくあるが、ステップを経て感謝を得る話はこれまでありませんでした。

また、否認から受容についての至り方について書かれた本も明らかにありませんでした。

さらに、私もうつ病を患った時期があり、否認→受容→感謝を経験してきました。

長い間、病と付き合って来た末、最近ようやく感謝を感じ取れるようになって来た事を実感してきています。毎日の運動、読書、妻や子供との関わり、父と母との関わり、5年後、10年後の進路に向けて有りたい姿を明確にして、準備出来るようになってきました。

それも、本書の著者である樺沢先生が運営しているYouTube の番組や樺沢塾の出会いにより、やる気が出るようになり、その事に感謝を寄せている事は間違いありません。

今、感謝に到達出来たからこそ、次のステップがある事を理解出来、改めて本書が感謝を教えてくれて、読む程に興味深い一冊でありました。

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書評

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大林 寿行 View All

自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。

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