頭の回転を猛烈に速くする! ワーキングメモリを鍛える方法 講師 樺沢紫苑
頭が良くなりたい、頭の回転を速くしたいと思うことは常々あるかと思います。
私は、興味のあることは、頭の回転が速くなりますが、興味のないことは、頭の回転が著しく低下するので、どんなことでも適応出来たらいいなと感じる事が多々あります(笑)
ワーキングメモリ(海馬)を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法の1つが読書をすることです。
なぜなら、ワーキングメモリを使わなければ、読書が出来ないからです。
読書は、読んだ文章の2〜3行の内容を覚え、新たに読む文章を新しい記憶として覚えながら、また古い記憶は忘れていきながら、ワーキングメモリを使って読み進めて行きます。
ワーキングメモリを使う事によって、よく出てくる内容や興味の引く内容については、側頭葉に保存されて長期記憶として残るようになり、それを繰り返していく事によって、体型的な知識が身につくようになります。
もう一つの方法が運動をすることです。
脳が目覚めるたった1つの習慣運動 瀧 靖之でも書きましたが、30分の有酸素運動によってBDNFの血中濃度が上がるため、海馬の神経細胞の新生が促され、脳の萎縮を抑え、長期的に続ける事によって成長させる事が出来ます。
さらに、仕事において、脳メモリを最大化するルールがあります。
それは、ムダな情報は出来るだけ排除し、脳のキャパを確保することです。
例えば、マルチタスクをせず、1つに絞って仕事をしたほうが、処理速度が速いといいます。
10分で終わる2つの仕事を同時進行でやった場合と、1つずつやった場合では、20分で終わるはずの仕事が、それ以上かかると言われています。
ですから、選択と集中で、ムダな情報を排除する事で、脳のパフォーマンスが使い切れるというわけです。
ワーキングメモリを鍛えられる運動や読書を取り入れる事は効果絶大です。
ぜひ、普段の習慣からトレーニングを重ねてみてはいかがでしょうか?
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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。