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うまくいっている人の考え方 ジェリー・ミンチントン

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社会生活をしていると、自分は人と比較しながら必然的に物事を考える傾向に晒され、劣等コンプレックスを感じて、ストレスになっている人は多いのではないでしょうか?

そんな時、うまくいっている人の考え方とはどんな考え方なのか?誰しも知りたいと思うことと思います。

この本での結論は、自尊心を高める思考を持つ事です。

なぜなら、人は自尊心の欠如に苦しむと、以下の信念が心の中に出来上がるからです。

  1. 私は自分の人生を切り開くことができない弱虫だ。
  2. 私は不完全な人間だ。みんなよりも劣っている。
  3. 私は生まれつき欠点だらけの人間なんだ。

一方で、これらの信念に陥らないように、自分に対する考え方を修正し、自分の人生は自分で創造出来ると確信し、生まれつき持っている自分の価値に目を向けることで、自尊心を取り戻す事が出来ます。

実際に、私も自分以上にうまくいっている人をみると、自分はまだまだ劣っているなと感じる事があります。

特に、インターネットの世界で多く、うまくいっている人が目につきやすいので、正直SNSをやっていると疲れてしまう事が多々あります。

そんな時、この本で書かれている「自分の価値」という物に、いち早く目が向いて来れば、自尊心を持てて非常に楽になれると思いつつも、「何に目を向けたら良いのか」についてなかなか気づくことが出来ず、そこに悩んでいる実態があったりします。

この本には、自尊心を持たせるために、100の名言ないしはヒントが書かれていますが、正直、私にはピンと来る内容がありませんでした。

なぜなら、名言は書かれていますが、その根拠となる実例が明確に書かれていないからです。それを読んで、納得出来る人は納得し、出来ない人は、とりあえず根拠がなくてもその名言を覚えて納得させる構成なので、読んでいてつまらない内容でした。

しかし、自尊心を高めるために、「自分の価値に目を向ける」事については、ひとつの気づきを得ましたので、引き続き出来る限りの知識を得たり経験をしながら、自分の本質について見極めていくきっかけになる本であることを期待します。

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大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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