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デンカ ハードロック【内装パネルの爪が完全接着出来る高性能接着剤】

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クルマがお好きな方は、ご自分で社外の電装系部品を付けられる方がいらっしゃると思います。

その時に、必ずやらなければならない作業が、車内の内装パネル外しです。
 
しかし、外し方が分からなかったり、どうしても外れなかった時、力ずくで外してしまう事があるかと思います。
 
また、気をつけて外しても、パネルの爪が割れてしまう事もあるのではないでしょうか?
そうした時、パネル交換をすると非常に高価なので、接着剤でリペアしている方が多いと思います。
 
しかし、市販の接着剤では、すぐに割れてしまって、接着が今ひとつでもう少し強力な物がないか探していらっしゃらないでしょうか?
私もドラレコを取り付ける際、足元のOBDの内装パネルの爪を割ってしまいした。
特にはめ込み式なので、爪に大きな力がかかりやすいので、なおさら割れやすい構造になっています。
 
そこで、今回ご紹介したい接着剤があります。
仕事で、エンジンの運動系部品に接着しても剥がれないハードロックという接着材があり、これが樹脂系部品にも非常に強力に接着が出来ます。

まずは、この接着剤の接着力の威力を御覧ください。

【購入したハードロック】

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【ハードロックで爪を接着した内装パネル】

IMG_2387
一方で、現在、一般的に手に入る接着剤として、JBウェルド超強力接着剤AW-20Zというアメリカの並行品がありますが、それがアマゾンで手に入ります。
【JB-ウエルドと爪を接着した内装パネル】
これもあるエンジン部品メーカーが使っていて、実績のある接着材ですが、今回、ポルシェの樹脂の内装パネルの爪の接着には向いておらず、パネル取り付け時に剥がれてしまいました。
 
恐らく、安価で簡単に手に入る強力な接着剤ではないかと思いますが、樹脂の接着には向いていないので、他に強力な接着剤がないかを探さざる得ない状況でした。

今回紹介した接着剤は非常に強力で、ペンチで摘んでパネル全体を持ち上げても、外れてしまうことがありません。

また、パネル脱着時に割れてしまうこともありませんでした。

従って、過去に取り外したパネルの爪を割ってしまって、リペアしたいと思っていらっしゃる方には、ピッタリの接着剤になるのではないかと考えています。

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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