ソニーアクションカムFDR-X3000【撮影の実際】
クルマが好きな人は、自分が走らせているクルマのシーンを見てみたいと思うはずです。
しかし、走っているシーンが見えるのは、建物のガラスに写った時だけで、じっくりと見る事が出来ません。
そこで前回、クルマの撮影が容易に出来るアクションカムで、ソニーのFDR-X3000について紹介をしました。
しかし、前回の撮影は、車内の車載と外から撮影した映像で、カメラは主に静的な状態で使っていました。
今回は、並走車両を使って、実際に動的な状態下で撮ってみて、気づきがありましたので、シェアしたいと思います。
- Wifiが受信しにくく、モニタリングしながら動画がほとんど撮れない。
- 撮影中カメラは高温になるので、風が通らない場所の撮影は、極力短時間で終える必要がある。
- 天気が悪い時やWDRを使って、暗い場所を撮る際は、極力クルマが近い場所にないと解像度が著しく悪くなる。
- 広角レンズのため、クルマを近くで撮影すると、実際のボディーのフォームで収録が出来ない。
以下、実際に撮影した動画の抜粋です。
- 出来るだけ天気が良い日中に撮影をしてしまう。
- モニタリングが期待出来ないので、フロント、リヤビューは、車間距離の条件出しを行う。
- サイドビューは、サイドの車間と広角の調整の条件出しをする。
一方で、音声は、bluetooth付きマイクロフォンで、外部入力して収録上手くいっているので、前回紹介したままで問題ありません。
次回は、晴れている時を狙って、もう少し満足の出来る動画にチャレンジしたいと思っています。
以下、比較動画です。
【ソニーアクションカム FDR-X3000で撮影】
【i-phone7で撮影】
Categories
大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。