樺沢紫苑【最高の自分の作り方】
仕事で根本から最高の自分を作りたいと思った事はないでしょうか?
もっと頭の回転が良くならないか? 記憶力が良くならないか? 理解力が磨けないか?など、自分に求める脳力は、いつもニーズが高く、絶えない要求かと思います。
それでは、どうしたら、根本から最高の自分を作り出す事が出来るでしょうか?
それは、ワーキングメモリを鍛える事です。
ワーキングメモリ を鍛えるためにやるべき事は……
以下、本書などを元に、取り入れている内容です。
6〜8時間睡眠を取る。→7時間睡眠の守りきり。
- 短期的に、高強度の運動をする。→通勤時の駅の階段の急な昇降、駅から会社までの早歩き。
- 読書をする。→通勤時間を利用して読書を実施。
- デュアルタスクをする。→トレッドミルでウォーキングをしながら、勉強のための動画の閲覧を実施。
これらを実施することにより、確実に脳が明晰に保てる時間が増えて行きます。しかし、鍛えると言っても、毎日の積み重ねですので、すぐに効果が出る物ではありません。
そこで、本書で書かれているもう一つのポイントとして、ワーキングメモリーを鍛えつつ、如何に脳を疲れさせないようにするか。今のワーキングメモリーで自分の脳力を最大化出来る、脳の扱い方について紹介します。
- 脳のゴールデンタイムである早朝の2時間に、もっとも重要な仕事や勉強に当てる。
- ウルトラティアンリズムより、覚醒度の高い時間の90分を仕事と勉強に当て、覚醒度の低い20分間を休憩に当てる。
- マルチタスクをせず、基本、一点集中で仕事を片付ける。
- 何もしない時間を作り、脳内にディフォルトモードネットワークを稼働させる。
- スマホやテレビなど、ビジュアル的な情報を出来るだけシャットアウトする。
このように疲れさせない脳の扱い方によって、自分のパフォーマンスを引き出す事が出来るし、扱い方を誤ってしまえば、苦しい状況に入り込んでしまいます。
これらを知るのと知らないのでは、雲泥の差が生まれる事は、鬱に陥った方であれば、よく理解出来ると思います。
また、私も鬱に陥り、その状況から立ち直る事が出来たからこそ、お伝え出来る内容です。
人は、体が疲れている時はしっかりと疲れを感じ取れますが、脳が疲れている時は、脳の働きが鈍化しているので、しっかりと感じ取る事が出来ません。
しかし、鬱に陥って立ち直る事によって、自己洞察力が身に付き、長期的に脳を疲れさせないことが最高の自分を作るきっかけとなります。そして、豊かで楽しい生活に繋げて行けるようになります。
同じ境地に立たされなければ、理解しにくい内容です。だからこそ、ぜひ、気持ちが長期的に落ち込んでいるなと感じているようでしたら、未病の内に、ぜひ、最高の自分を作るために、毎日の脳の扱い方を見直してみては如何でしょうか?
↓最初の1冊は無料なので、ぜひ、アマゾンaudibleを使って見て下さい。
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大林 寿行 View All
自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。