By | 2018年8月1日
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PCCBの案件について、どのくらいの頻度でローター交換になりますか?という質問を受ける事があります。

私もよく把握しておらず、ポルシェセンターの営業マンに問い合わせをしますが、ほとんど交換の必要はない、またはローターの冷却穴から5mm以上クラックが入った場合には交換という意見を聞くくらいの情報しか得られません。

そこで、明確に判断出来るように、自分なりのにセラミックローターの交換の判定基準について調べてみました。

・熱疲労の有無 → ローター摺動面の冷却穴のクラックが5mm以上は要交換。

・表面粗度 → 80μm(Rk)以上は要交換。 ※新品時は6μm

・摺動面のギズ → 1平方cm以上は要交換。

・ディスクの厚さ → ディスクのベルハウジングに刻印されている最小値以下の場合は要交換。

・摺動面のインジケーターの有無 → 円周上120°刻みで、◯型のインジケーターが有り、見えて来たら要交換のサインとされる。

しかし、新品時でも薄っすらと見える物もあり。これはあくまでも目安と考えられ、ブレーキの機能上関わりのある上記4項目を確認の上で交換する事が妥当であると考えられます。

実際に、自分のクルマで確認をしました。

・R/L側の上部とそこから右周り120°の位置のみにインジケーターを確認。

IMG_0138 2

・冷却穴にクラック無し。

・表面粗度は、限度見本との比較から問題無し。(組織の浮き上がり等による凹凸無し。)

IMG_2789

※Porsche 整備書より引用。

・摺動面の傷無し。

・ブレーキローターの厚さ

F/L側 34.31/ min 33.64mm +0.67mm   F/R側 33.42/ min 33.68mm +0.74mm

R/L側 28.53/ min 27.81mm +0.72mm   R/R側 28.50/ min 27.85mm +0.65mm

以上より、私のローターは、R/L側のみインジケーターが見えていますが、特出する問題はなく、その他のローターと厚さがほぼ同じなので、問題なしと判断しています。

気になっていらっしゃる方は、ご参考下さい。

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