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BMW ALPINA【B3S BITURBOの走りとは?】

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先日、Anycaを使って、 E90型 ALPINA B3 S BITURBOをお借りして、箱根を走って来ました。

スタンダードモデルやMスポーツやMモデルは、レンタカーでも借りる事が出来るようになりましたが、ALPINAはコンプリートカーのため、なかなかレンタカーでもありません。

しかし、昨今、個人間のシェアで、こういった希少なクルマを借りて、乗ることが出来るようになって来たため、自分のクルマのように乗る事が出来たと言っていいでしょう。

それが良いのか悪いのか? 昔から強く興味を持っていたクルマが、あっという間にカーシェアというサービスによって乗れてしまうために、イメージから現実へと置き換わることによって、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク感がどんどんとマンネリ化して来ていることも事実かもしれません。

しかしながら、良くも悪くも、昔から気になっていたALPINAのステアリングを握る事が出来ました。

特にE90型BMWは、私にとっては思い入れのあるクルマで、一番所有して乗っていた年数が長いクルマでもあります。

スタンダードモデル、Mスポーツ、Mモデルとハイライン以外は、長距離を走りに行ったことのあるクルマであったため、ALPINAの走りが余計に気になっていました。

 

皆様は、ALPINAについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

しっとり、マイルド、滑らか、シルキー、ハイパワーなどこのような言葉が似合う存在をイメージするのではないでしょうか?

私も例外ではなく、これらのイメージを持っていました。

しかし、そのイメージからは、少し違った性格を持ったクルマだったのです。

なぜなら、クルマ好きではないユーザーが、このクルマを日常ユースで使ったとしたら、車庫入れ等で不便を感じるだろうと思うくらい、ステアリングの操舵感に非常に強い手応えが有ったためです。

 

BMWは、特にMスポーツ、Mモデルでは、ステアリングホイールが太くなり、路面との接地性をステアリングを通じて感じ取れるサルーンとしての走りが魅力の一つですが、ALPINAはその領域をさらに超えて、一昔のピュアスポーツをも凌ぐはっきりとした操舵感の手応えを常に感じ取りながら、ドライブが出来るサルーンです。

ステアリングホイールから伝わる重い舵を切った時の応答性、強烈なフロントタイヤのグリップ感、コーナーリング時の路面に吸い付くようなフラットライドなコーナーリング性能。

これは、もはやMモデルでも感じ取る事が出来ない走りの性能で有り、さらにポルシェのハンドリングを凌駕するかのような、そんな走りの味わいがアルピナの走りで有ることを理解しました。

それからというもの、ALPINAには益々興味を持つようになり、ファミリーカーとして、日常の足として、サルーンとして、最高の一台ではないかと考えるようになりました。

 

今回、借用させて頂いたクルマは、2012年のE90型でも最終モデルのクルマで、E90型としては、熟成し尽くしたクルマです。

新車時の価格帯は、M3とほぼ変わりませんが、今では6年落ち、半値以下で売りに出ていますので、この走りで半値以下であれば、相当、コスパが高いのは、私だけの認識では無いようにも思います。

むしろ、カテゴリーは、スポーツカーとサルーンとで違いますが、走りだけで言えば、半値であっても、現行モデルの1000万円クラスのポルシェとハンドリングは変わらないまたはそれ以上かもしれないのですから、かなりお買い得です。

しかも、410ps、550Nmという、FRではトラクションがかかりづらいハイパワーなツインターボエンジンまで付いてくるのですから。

これまで乗って来たクルマ史上、非常にオススメしたい一台ですので、ぜひ一度ステアリングを握ってみては如何でしょうか?

 

 

大林 寿行 View All

自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。

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