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ソニー アクションカム FDR-X3000【YouTube動画配信に向けてのカメラの選定及び設定について】

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既にYoutubeを通じて、動画を配信されている多くの方がいらっしゃると思います。

また、それと同時に、Youtubeを閲覧していて、配信をしたいと思っている方もいらっしゃると思います。

携帯のカメラからでも動画が撮影できるようになり、誰でも配信できる時代ですが、それだけでは事が足りず、アクションカムを使って撮影をしたいと思うはずです。

それでは、YouTube動画向けに、どの程度のスペックのカメラを使ったら良いのかご存知でしょうか?

 

それは、200万画素程度の動画撮れるカメラです。

なぜなら、YouTube動画は、200万画素程度の画素数で公開されるからです。

 

例えば、PCでYouTubeの動画をみたとします。

興味のある動画にアクセスした場合に、どの程度の画素数で閲覧しているのか確認したとします。

動画画面の左下に画面の「設定」があります。

そこをクリックして見ると、自動1080pHDと出てくる事がほとんどです。

要するに、アクセスする電波の状況などにより、自動で画質は設定されてしまいます。

ですので、自動で画質が設定される1920×1080の200万画素程度の動画が撮れれば十分なのです。

 

画素数の話を先にしましたが、その他気にしておきたい設定として、フレームレートというのがあります。

1秒間に何コマのフレームを撮るのかという意味ですが、一般的に速い動きが滑らかな動画を保存できるレベルが、50p/60pと言われています。

また、ビットレートの設定が有り、これは、データ転送レートを意味します。

参考までに、YouTubeの品質が2Mbps、地上デジタル放送のハイビジョンの品質が15Mbpsと言われています。

使うカメラにもよりますが、これらの各々は、ある程度組み合わせが決められています。

ソニーのアクションカムの場合、HD(XAVCS) の記録方式であれば、1920×1080画素数で、 フレームレートが50p/60p、データ転送レートが25Mbpsの設定で、これが標準画質です。

もう少し高画質にしたい場合は、データ転送レートを25Mbpsから50Mbpsへ引き上げられます。

 

従って、前述した通り、YouTubeは、画質が自動で1080pHDに設定されていて、データ転送レートが地上デジタル放送のハイビジョンの品質が15Mbpsなので、アクションカムの設定で言えば、200万画素の設定で十分だと言うことが理解できると思います。

 

もちろん、できる限り高画質で自分のパソコンに取り込んでおきたいなど、目的が異なる場合には、この限りではありません。

しかし、データの容量が増えれば、保存するにもお金がかかりますし、編集速度も落ちて来てしまうので、ある程度標準的な画質で十分ではないかと考えます。

動画を撮る目的に合わせて、カメラの選定及び設定を考えてみることをオススメします。

 

 

2018-08-20 18.43.06

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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