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スバル フォレスター アドハンス【水平対向エンジンを搭載する唯一のSUVの走り】

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これまでmotormanonline channelで、主力SUVのインプレッションをして来ました。

CX-8から始まり、CR-V、フォレスター、CX-5と、同じSUVでありながらも、実に構成豊かなバリエーションで有ったことを見返してみると実感します。

CX-8は、ディーゼル、CX-5はディーゼル及びライトサイジングガソリンターボ、CR-Vは、EVの布石であるi-MMDとダウンサイジングガソリンターボ、フォレスターは、縦置き水平対向4気筒ガソリンとマイルドハイブリッドのe-BOXERとそれぞれメーカーによって、強みのあるパワーユニットを打ち出している所が非常に面白いところです。

正直、どのクルマも非常に良くて、特に悪い所は見当たりませんが、走りを求めるユーザーにとっては、少し話が変わって来ます。


去年、スバルのレヴォーグ1.6 STi Sportをお借りしてステアリングを握った時、あたかもスポーツカーのハンドリングのような、ステアリングの応答性、追従性、収れん性を持っており、さらにダイレクト感、接地性がポルシェのハンドリングに近く、非常に驚いた事は記憶に新しいです。

400万円以下でこれだけのハンドリングが出せるなら、これで十分なんじゃないかと思ってしまったほど、非常にスポーティーな走りを持ったクルマがレヴォーグ1.6 STi Sportでした。

そして、STi Sportの走りが記憶に新しい時に、SUVのフォレスターアドバンスに乗せて頂く機会を頂きました。


フォレスターアドバンスの走りは、STi Sportのエンブレムこそ付いていませんが、足の引き締まり感の強弱の調整と相まって、ステアリングの応答性、追従性、ダイレクト感がファミリーカーとしてチューンされたクルマで、アドバンスという名に相応しい走りを兼ね備えたクルマでした。

フォレスターにSTi Sportのエンブレムが付いた時、SUVでありながらも、レヴォーグ1.6 STi Sportの走りになってしまう事が、容易に想定出来るほど、フォレスターの走りは、素性から非常にスポーティーな骨格の走りを持っている事を確信しました。

SUVになっても、スバルの縦置き水平対向エンジンとシンメトリカルAWDのレイアウトは絶大で、低重心が及ぼすコーナーリングした時、全輪にクルマの荷重がタイヤにかかって、絶大なラバーグリップを出しながらコーナーリングしていくような、安心感の高い走りが生まれているのです。


ポルシェのSUVは水平対向ではなく、世界で見ても、スバルのフォレスターが唯一SUVでありながら水平対向エンジンを搭載する大変希少な走りを兼ね備えたクルマで、スポーツカー譲りのDNAを搭載したSUVの中でも特別な存在のクルマと言っていいのではないかと思います。

しかも、それが、日本の競合のクルマに対して、AWDでありながらも、50〜100万円安く買えるのですから、日本においてもそれなりに人気があるのも頷けるのではないかと思います。

大林 寿行 View All

自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。

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