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マツダCX-5、ホンダCR-V、スバルフォレスター、日産エクストレイル【ミドルクラスSUVの特徴について】

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昨年から今年にかけて、ミドルSUVの乗り比べを行って来ました。

マツダCX-5、ホンダCR-V、スバルフォレスター、日産エクストレイルの国内主力SUVを乗って来た訳ですが、これらのクルマの特徴についてご紹介をしたいと思います。


まず、マツダCX-5は、このクルマでしか選べないディーゼルターボエンジンを搭載した唯一のSUVです。ガソリンエンジンの様に吹け上がりながらも、ディーゼルならではの図太いトルクを兼ね備えつつ、燃料消費量は、同排気量のガソリン車の半分。

それでいて、燃料が軽油なので、走りと経済性を両立したユニットを搭載している事が特徴です。

そして、最近のマツダ車は、全般的に走りを統一する動きが取られており、アテンザ、CX-8、そしてロードスターに通じる人馬一体感を持たせた走りを兼ね備えている事も特徴的である事を感じました。


次に、ホンダCR-Vですが、このクルマもCX-5と同様に、走りが主役のSUVで、欧州車の走りを兼ね備えた、絶大なボディーの剛性感と相まった高速安定性の高い走りを兼ね備えている事が特徴的です。

また、車体サイズは、5人乗りと共用でありながらも、7人乗りを実現しており、シートレイアウトの自由度の高さにより、ミニバン譲りのユーティリティーを兼ね備えた使い勝手と欧州車の走りが融合されたミニバンである事が特徴です。

更に、実用車としては、もはやパーフェクトと言って良いほど、モーター出力の高さ、20km/Lをコンスタントにマークする燃費性能の高さ、NV性能の高さによる質感を持ったi-MMDを搭載したハイブリッドモデルであることから、ベスト・オブSUVと命名したクルマです。


スバルフォレスターもCX-5、CR-Vと同様走りに拘ったSUVですが、拘りの攻め口が違います。伝統的な水平対向4気筒エンジン×シンメトリカルAWDによって、SUV史上最も低重心且つ4輪タイヤ全体でラバーグリップを引き出せるレイアウトであるため、路面にへばり付く絶大な安心感を持った走りが兼ね備わっていることが、このクルマの特徴であると感じました。

また、CX-5、CR-Vにはない、ディーラーオプションの8インチまたは9インチナビの取り付けが可能です。そして、走行する時、国内メーカーの中では最も応答性の高い安全運転支援装置アイサイトが搭載されており、複数のモニターを備えているため、情報が取り入れやすく、快適に安全に移動及び走行が出来るクルマになっています。

更に、走り、装備、そして質感も非常に拘ったクルマで、エンジンの吹け上がりが滑らかで、音、振動が非常に少なくなっています。

それと相まって、ロードノイズもサイドシルの徹底した3層構造のウェザーストリップ、X-Breakに装着されるオールシーズンタイヤのエコピアの組み合わせから、ロードノイズの音圧レベルも低くなっています。

エンジンNVとロードノイズの両方からのノイズを抑えているので、3車中最も静粛性が高いクルマである事も感じました。


最後に日産エクストレイルですが、エンジン、バリエーション、安全装置については、スバルフォレスターと似通ったクルマです。

お借りしたクルマは、X-BREAK同様アウトドア派に絞った仕様ですが、安全運転支援装置のプロパイロット、プロパイロットパーキング等メルセデスのレーダーセーフティーにも劣らない、駐車時でも半自動のパーキング・アシストが付いています。

また、技術の日産と思わせてくれる、あったらイイな装備があります。アイドルストップからの始動を瞬時に行い且つ振動が出ないeco式モーターのアイドルストップ機構を採用しています。

更に、シフトレバーをパーキングにしていて、誰かと待ち合わせるセチュエーションで、エアコンをかけてアイドリングしている時でも、シートベルトを外していれば、アイドルストップをしてくれる機能が付いています。

これらにより、ガソリン車でもハイブリッド車と同じようなエンジン作動をしてくれて、待機時の実用燃費まで拘ったクルマである事が特徴的でした。


こうやって、各車の特徴的な要素を並べて比較をして見ると、被るクルマは一台もなく、結局は、自分にとって、どのメーカーが好きなのかによって、クルマの選び方が決まって来るのではないかと思った次第です。

私は、言わずと知れたHondaファンなので、CR-Vハイブリッド7人乗りがあれば、ステップワゴンハイブリッドから迷わず買い替えたいと考えています。


大林 寿行 View All

自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。

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