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MAZDA 3 15S Touring【第7世代の走りの登場】

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いつもお世話になっている関東マツダさんに出向き、話題のMAZDA3に乗せていただきました。

直近では、これまで、CX-5 XD PROATIVE、 CX-8 XD L-Pakage、アテンザ 25S L-Pakageと試乗インプレッションをして来ましたが、これらのクルマはマツダで言うところの第6世代走りを持ったクルマになっています。

大きな違いは、エンジンのNV性能、ロードノイズ、風切り音、反響音等の車内の静粛性、走りの滑らかさ、ダイレクト感が、新しくなるに連れて洗練されて来ています。

今回のMAZDA3では、車体の静粛性、走りの滑らかさ、ダイレクトなハンドリングが主に全面的に改良されて、フラッグシップのアテンザの走りをも古く感じさせる第7 世代へと走りが深化していることが特徴です。

この他、シートの位置、座った時のホールド感、ペダルのレイアウトなど、ドライビングポジションも、より一層自然なポジションで運転が出来るようになり、くつろぎながら、ドライブ出来るロングツーリングに最適なクルマに仕上がっています。

正直、MAZDA3が出てきたことによって、今までのフラッグシップで有ったアテンザの走りを凌駕しており、マツダ車の中で、どのクルマがフラッグシップなのか、今のこの瞬間、位置付けが入れ替わっています。

一番興味深かったことは、モデルイヤーごとで、クルマの走りが熟成を重ねて、確実に深化してきているということです。

従って、FMCではなく、MMCでも、他メーカーで言うところのFMCに近い楽しみが詰まっているのがマツダ車の醍醐味であり、MAZDA3を皮切りに走行性能が第7世代へと移り変わり、今後のMCが楽しみでなりません。

MAZDA3後は、10月にSKYCATIV Xの登場、マツダアテンザからMAZDA6へMMC。

年末には、CX-30が登場する予定です。

また、V6 のディーゼルエンジン且つアテンザのFR化、

更に、マツダは、2020年で、100周年を迎えますが、そのタイミングで、ローターリースポーツの誕生が噂されていますので、今後も走りの深化に注目して行きたいと思います。

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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