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Porsche 911 GT3 991.2 6MT vs Porsche 911 GT3RS 991.1

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ポルシェGT3 991.2 6MTの商談を兼ねて、新型911カレラ4S type992の試乗をしてきました。

最初は、試乗目的だったのですが、次第に商談に力が入りはじめ、購入するために試算をして貰いました。

首記モデルは、私が欲しいマニュアル且つPCCB装着車になるとかなり希少で、2650万円という新車価格をキープしています。

正直、買うには中々手に届かない価格帯ですが、欲しい装備であるマニュアルを諦めれば、1000km前後の低走行距離車でも、2000万円前半くらいで買えてしまいます。

この価格帯であれば、下取りも含めて考えると、かなり具体的になってきます。

そしてもう一台、2年程前は、4000万円前後で売りに出されていたGT3RS 991.1ですが、現在は、GT3 991.2 PDKより100万円程安い価格で出されています。

ネットで確認すると、後期が出てから色褪せを感じるイメージが有りましたが、実際に実車を見に行ってみると、GT3 991.2よりも迫力のあるフォルムで、まだまだ古さを感じる事なく、健在である印象を受けました。

正直、今、GT3系のクルマの中でも、もっとも買い時な一台なのではないかと思うほどで、GT3に欲しいPCCB、フルバケットシート等は装備されているモデルも有るし、ワイドフェンダーやリヤのGTウイングなど、市販のレーシングポルシェその物です。

しかし、唯一、葛藤しなければならないのが、PDKと付き合っていくことです。

マニュアルでなくてもPDKで、自分のドライビングが楽しめるのであれば、GT3RS 991.1は非常にお買い得で、今買っておくべき一台になるのではないかと思います。

また、500万円高いGT3 991.2 6MTモデルも今じゃないと買えないクルマだといいます。

まとまった場所でまとまった個体が出ていると、まだまだ個体が出てくるのではないかと思いがちですが、富裕層や法人の方が、後期GT3RSやGT2RSが日本に入ってきて、一斉に乗り換えをしたため、一時的に複数台出回っているそうです。

また、今年の6月で、新車のGT3の納車が最後だったということからも、台数としては、相当少なく、今、複数台店頭に並んでいる選べる時に、購入した方がいいことを考えると、今が自分の理想の仕様のクルマが手に入れやすい時であると言えそうです。

しかし、6MTのPCCB付き、そしてフルバケットシート、ロールゲージなし、マイアミブルーの個体でとなると、そこまで的中したクルマもこれから先出てくるかどうか分からないのも事実です。

色だけは、ラッピングシートのように施工することで、色を買えたりすることも容易に出来るそうです。

価格的には、100万円行かないことを考えると、色だけは諦めて、シートで自分の色に仕立てるのが現実的でいいのかも知れません。

しかしながら、今回、試乗させて貰った911カレラ4S 992ですが、GT3並にピュアなハンドリングへ進化したクルマになったのには好印象でした。

このクルマもまた、車体価格自体は、カレラSなら1666万円からなので、必要最低限のオプションでまとめて、2000万円ちょっとで乗るのもまた選択としてありだとも思いました。

ポルシェはどれも魅力的で、価格だけではない世界観が有ることにいつも驚かされます。

フルオプション装備で、2800万円の個体です。

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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