無限オデッセイハイブリッド【ノーマルアブソルートとの走りの違い】

私の番組は、主に走りを題材にした内容なので、動画でご紹介をしたいところなのですが、無限ステップワゴンハイブリッドの試乗動画を上げてから、他者から広報車借用の問い合わせが入り、走行動画を禁止されてしまいました。
メディアと一般との枠組みに、メーカーサイドの選択権があるようで、メーカー広報がメディアと認識すれば、先行試乗会の招待や広報車が借りれたりするそうです。
しかし、それは、一昔前までの話で、今では、Youtubeが先行しており、誰でもメディアとして活躍できる場が用意されています。
ですが、クルマの番組は、クルマというリソースが用意出来なければ、何も発信することが出来ません。
最終的には、メーカーが招待の有無を判断したり、広報車を貸す貸さないの判断をする訳だから、その枠を外れてしまったら、単なる一般人と変わらないのです。
私の場合は、ジャーナリスト協会の入会資格を得るため、毎週動画を上げているのと、メーカーオファーが来るように頑張っているところで、まずは無限さんに認めて貰えるよう、某ホンダ店長さんのお力添えで、お車をお借りして貰っています。
話が反れてしまいましたが、今回は、某ホンダ店長さんに無限オデッセイハイブリッドに乗せて頂きましたので、その走りについてノーマルとの違いを今回ご紹介したいと思います。
無限オデッセイハイブリッドは、足廻りが大きく変わっていることが特徴です。
無限MDA 19インチ×8J +55 とヨコハマブルーアース 245/35R19を4輪に履かせており、無限製の振幅感応型ダンパーが取り付けられています。
無限のフルエアロのエクステリアと相まって、大径タイヤ・ホイールと-15mmの車高により、ノーマルに対してオデッセイのラグジュアリーさはそのままで、スポーティーを取り入れたかなりカッコイイ仕上がりになっています。
通常ですと、ここまで大径タイヤ・ホイールに、車高を-15mm落とすと、ノーマルのバランスの良い走りがスポイルされて、かなりゴツゴツした足の硬いクルマになってしまうことがあります。
しかし、この無限オデッセイは、スタイリングをよりスポーティーに仕上げつつ、ノーマルの乗り心地と遜色のない走りを実現しています。
また、245というミニバンとしては、極太タイヤを装着しているので、まるでスポーツカーのようなステアリングのインフォメーションを示すようになり、タイヤのグリップレベルが相当上がっており、ステアリングインフォメーションの正確性が向上しています。
更に、それと相まって、コーナーリング時のロール剛性が上がっており、高速出入り口のコーナー区間では、フラットライドな状態でクルマが旋回して行けるので、スポーツツアラーという名にふさわしいクルマに変貌しているところが、この無限オデッセイの特徴になります。
この足廻りの組み合わせは、非常にオススメです!!
ステップワゴンでも設定があったと思うので、予算に余裕があれば、ぜひ、装着したいアイテムですし、さらに走りが楽しくなること間違い無しです!









大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。
5 thoughts on “無限オデッセイハイブリッド【ノーマルアブソルートとの走りの違い】” Leave a comment ›