By | 2019年8月17日
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先日、様々なS660の動画の配信を行って来ました。

ATのS660から始まり、S660モデューロX、S660RA、無限S660と4つの仕様のクルマをこれまで扱ってきました。

そして、一日借用させて貰える機会を得たので、一般道を経由し、高速道路、ワインディングを走ってきて、このクルマの良さについて私なりに見解が定まったので、ブログに投稿をしたいと思います。

このクルマのエンジンは、3気筒ターボエンジンで、出力、トルク、レスポンス、サウンド共にまだまだスポーツカーのエンジンとして扱うには、まだまだ程遠い印象です。

従来、ホンダと言えば、エンジンが主役なクルマでしたが、このS660は、車体が主役なクルマに仕上がっています。

サーキット及び公道を走ることが好きな私にとって、ポルシェの運動性能、動力性能の高さ、ハンドリングの良さ、日常の使い勝手の良さ、コンペティティブな臨場感などなど、スポーツカーとしてこれほどまでにトータルバランスが高いクルマは、他には無いと思っています。

その視点でS660に乗ってみた時、最新の911 type991や981に劣らない車体の運動性能とハンドリングの良さがしっかりと兼ね備わったクルマであることに気づかされます。

S660は、軽自動車ですが、それはエンジンが660ccのエンジンが乗っているから、軽自動車の扱いとなっているだけで、もう車体は、生粋なスポーツカーのシャシーそのものです。

その裏付けとなるのが、アルミダイキャストで作られたリヤのサブフレームです。

私は、仕事柄、アルミダイキャストの製造プロセスの難しさを肌で感じた経験があります。

通常の鋳物よりも金型の点数が削減、高速で射出成形をするので、硬い材料にすることが出来ます。また、ほぼ素材形状のまま、払い出しが出来るので、後工程で機械加工する工数が減らせるので、安くて良い部品を製造することが出来ます。

しかし、ディメリットもあって、高速で射出し、金型內部の湯周り性や凝固スピードなどによって、內部欠陥が出来やすいディメリットが有り、設計通りの強度保証が出来にくいのです。

なので、中々、駆動部品でアルミ化するのが非常にリスクが伴い難しいのですが、ホンダは、それをサブフレームで機能保証を成立させているところが、非常にこのクルマの凄さを感じるところです。

モノコックボディーにアルミダイキャストのサブフレームによって、路面からの入力により、サスペンションがストロークしていても、足廻りがよじれることがなく、高い取り付け剛性が実現されています。

さらに、BMW MINIのリアの足廻りのように、出来るだけアームを長く取ることによって、ストローク量を多くとっても、アライメント変化が少ない設計です。これらの相乗効果により、非常に接地性の高い足廻りに仕上がっているところがS660のすごいところです。

こんなクルマが220万円程度で買えてしまい、なおかつ、6MTで操れるのだから、純粋にドライビングを楽しむ人間にとっては、非常に贅沢なクルマであるし、この贅沢さを身近なものにしてくれる、それがS660の存在価値になると私は考えます。

肝心の無限S660は、ノーマルに対してどうだったの?と思われるでしょうが、クルマのベースが非常に高いので、無限S660とノーマルとの比較だったら、ノーマルで十分だと思いました。

M-TECさんとの約束で、今のところ、インプレッション動画を出すことが出来ません。。

モデューロXとの比較となると、S660のシャシー性能に備わる運動性能とスポーツカーのハンドリングについて、さらにレーシーな仕上がりを求める人にとっては、モデューロXがオススメです。

私もS660を購入するならば、迷うことなくモデューロXのマニュアルを選んで、普段からスポーツカーの走りを楽しみたいと思っているところです。

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