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今だからこそ、ネオクラシックフェラーリに乗る──Vol.4【なぜ、最新のクルマではなく、ネオ・クラシックに拘るのか?①】

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拘る理由は、「改良する余地が残されているクルマだから。」

改良する余地が無くなってしまったら、クルマを所有するオーナーは、何もやる事がなくなってしまいます。

何もやる事がなくなってしまうとどうなるか?

そのクルマを持つ価値が見えにくくなり、人は先々の楽しみを見失ってしまいます。

更には、共存する理由が無くなり、最後には手放してしまっている事でしょう。

僅か2年で手放してしまったポルシェ 981ボクスターGTS 6MT。

特に、趣味性の高いスポーツカーは、クルマの楽しみに趣を置いて所有しているケースがほとんどで有る事から、乗る度にエンターテイメントがアップデートされなければ、心が離れてしまい、売却または買い替えに至ってしまいます。

最新のクルマは、優等生過ぎてしまって、ドライビングする時、誰でも速く、快適に、安心して走らせる事が出来ます。

また、一応、自動車メーカーに務める端くれの視点で観れば、走行性能に関わる最新技術を積むクルマに乗りたい欲求がある事も事実です。

一方で、買う側の視点で観れば、パーフェクトに近い車になって来るほど、ドライビングするも、メンテナンスをするも、カスタムをするも、オーナーが手を加えられる事によって得られる、エンターテイメントのアップデート領域がどんどん狭くなっていきます。

ただ、このクルマを作ったメーカーが凄いと、メーカーに対する依存度が高まっていくだけです。

GT3.5と言っていいほど、走りの性能は、911GT3に近づいた718ケイマンGT4。

ある時、「クルマの究極の楽しみ方って一体何なんだろう?」と考えさせられる時期が訪れます。

現代のクルマに物足りなさを感じている方は、沢山いらっしゃるでしょう。

一方で、その根本的な理由まで意識している方は、まだまだ少数なのではないでしょうか。

資金に余裕がある方、金策出来る方は、クルマを買い替える事で、エンターテイメントをアップデートしているため、そんな事を感じないで済んでいる方もいらっしゃるでしょう。

絶対的な速さよりも、走りの興奮が詰まった、ポルシェの秀作911GT3 6MTは、現代のクルマで有っても、エンターテイメントのアップデートは、ドライバー次第で成し遂げられる一台。

しかし、乗るクルマ自体に改良する余地、すなわち、オーナーの手によって託された余地が残されていないクルマを選んでいたとしたら、いつまで経ってもエンスーとしての着地ポイントが定まらず、終わらない買い物に留まる事でしょう。

それが果たして、幸せなカーライフに繋がるのでしょうか?

人とクルマとが、長期に渡り高い次元で共存出来る事、すなわち、エンターテイメントがアップデートが出来るクルマとの共存が、幸せ且つ健全なカーライフに繋がると言えるのではないでしょうか?

今、それを叶えてくれるクルマの一台が、クラシック、ネオクラシックカーです

355と同世代に生まれた最大のライバル、ネオクラシックカーのHonda NSX typeSと。

今の時代に適合したネオクラシックフェラーリを発掘して、次の世代にクルマを託す事が使命である事を考えると、クルマと共存する楽しみが満ち溢れて来ます。

だからこそ、今、クラシック、ネオクラシックカーに拘るのです。

次回は、もう一つ、ネオクラシックカーの355に拘る理由があるので、それについてお伝えをしようと思います。

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フェラーリ F355 GTS 6MT ベルリネッタ PA 初期モデル インプレッション

フェラーリ 355 F1 ベルリネッタ インプレッション

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大林 寿行 View All

自動車部品メーカー2社を経て、現在、国内自動車メーカーのエンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」や「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆ではなく、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「ジャーナリストへの道」のFacebook page、ブログを立ち上げ、執筆に向けて記事を更新中。成長社会から成熟社会的へ変わる中、社会的な悩みにフォーカスし、読書や実体験を通じて問題解決に至るテーマとコンテンツ、自ら仕事を開拓出来るような道筋を配信。心と身体の健全化を図り、誰もが本当の自分と幸せを手に入れられる時代のきっかけづくりを目指す。

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