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Ferrari F355 流用品ブロアレジスターぶっちゃけます!

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仲間のエアコン修理がほぼ完了して、原因がECUとブロアレジスターであることが分かりました。

しかし、故障原因が分かっても、肝心の部品が手に入らなければ、直す事が出来ません。

特に、クラシックフェラーリになって来るほど、対応策を考えて行かなければなりません。

現状での対応策は、コストを考慮すると、主に2つしかありません。

・ユニットをリペアする。

・流用品を付ける。

ECUの対応策は、もはやリペアの選択しか残されていないと思っていいと思いますが、アウトソーシングによって、依頼できる所が思ったよりも多く有り、壊れている所が特定出来ているので、部分的にリペアして貰えば、かなり安く上げる事が出来ると考えています。

機会があれば、ご紹介出来るようにしたいと考えています。

ブロアレジスターもリペア出来ない事はないと思いますが、周りを見渡す限りでは、前例が無いように思います。

図面が入手出来ず、どこが壊れているのか特定が出来ていないからなのかも知れませんし、そもそもが非分解構造ですが、トランジスタが入手出来て交換さえ出来れば、リペア出来てしまうかも知れません。

これについても、今後ご紹介出来るようにしたいと考えてます。

そして、今回のエアコン修理は、流用品ブロアレジスターを使いましたが、その銘柄が非常に知りたい所だと思いますので、今回、ぶっちゃけたいと思います(笑)

今回、流用品として使える事が確認出来たのは、アルファロメオ155用のブロアレジスターです。

外観の形状や材質等は、少し違いがありますが、カプラーのピン数、カプラーの形状、エバポとの嵌合、全て仕様が同じなので、ポン付け出来ます。

そのエビデンスを動画で記しておきます。

アルファ155 純正装着でも、作動の状態は大きく変わっていないと思います。

抵抗の違いがあるだろうから、ブロアーモーターの回転数に若干の差異があり、風量が違うかと想定していましたが、そこも大きく変わらず。

むしろ、気持ち各レンジで、風量が上がり、快適になったかのような先入観に駆られます(笑)

しかし、喜べるのもつかの間で、このアルファ155のブロアレジスターも恐らく世界欠品していて、既に海外のオーナーが取り込んでいる可能性もあり、物がほとんど転がっていない状況です。

これでは遺憾と思い、更に調べまくって、もう一つ流用品を見つけましたので、ここでご紹介をしておきます。

それは、フェラーリ 348用で、アルファ155と同一のブロアレジスーターになります。

いち早く新品と中古品を調達しましたので、もし、困っている方がいらっしゃいましたら、お問い合わせ下さい。

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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