Ferrari 年収400万円からのフェラーリの買い方

昨日、久しぶりに、近所の中学3年生の子が遊びに来てくれました。
彼は、ランボルギーニアベンタドールSVJに乗りたいというスーパーカーに憧れを抱いている少年です。
何か聞きたい事が有って来たんじゃないの?と問いかけをしたら、「クルマの買い方を教えて欲しい」と言われました。
私も彼と同じ年の頃から、ずっとR32GT-Rが欲しいと思っていた人間でしたので、まずはクルマの買い方を知って、自分でも買えるのかどうか可能性を明確にしたいと考えていました。
まさに彼も、買えるのかどうか?その白黒をはっきりとさせたい思いがあり、少し楽になりたいと思っていたのでしょう。
結論は、すぐにアベンダドールは買えないかも知れないが、F430だったら買えると伝えました。
それは、私がクルマを買ったエースカーズという名古屋の輸入車販売をしているY氏より伺った話で、年収400万円でF430を買った青年がいる話を思い出したからです。
Y氏は、名古屋でも有数の輸入車を販売するブローカーで、年商20億円を超える売上実績のあるエキスパートです。
Y氏は、名古屋に拠点に置いていますが、名古屋在住の著名人や都内からのお客さんを多く抱えており、リピーターが絶える事がありません。
それは、クルマを購入する際、最もネックとなる金策について、お客さんに合った最適なプランを用意してくれるからだと私は観ています。
彼のお客さんの一人に、そのF430に乗る青年がいて、年収400万円でF430を販売したそうです。
その金策は… 親に保証人になってもらい、クルマを購入したそうです。
流石に、年収400万円、頭金ゼロですと、1000万円を超えるクルマを購入するのは現実的では有りません。
しかし、親に保証人になってもらい、安定した一定の収入があり、生活費等を差し引いた分で、毎月クルマの返済が出来る経済力が試算出来れば、買うことは可能です。
頭金の相場は、例えば、1300万円のクルマを買うためには、1/3にあたる400万円程度は用意しておかないと、クルマを購入する事は難しくなります。
従って、この400万円を埋め合わせ出来るリソースと、一定の収入が証明出来る源泉徴収票がまず入手出来れば、1000万円の最初の大台は、比較的簡単に超える事が出来るでしょう。
もっとも、ゼロから1000万円を超えるクルマを買うのは、正直言って、あまり現実的ではないのが現状ですが、一度、その大台に乗ってしまえば、その後は、比較的簡単に乗り換えが出来るカーライフが待っていたりもします。
私も、今の355F1をY氏より買った時、もし、4年後に買い換える場合は、ポルシェ992GT3が買えるはずだからと言ってくれました。
今の所、355から乗り換える事は考えていませんが、増車出来たらと目標を持って日々生活をしています!
是非、最初の一歩を踏み出して頂き、スーパーカーライフを少しでも早いタイミングで満喫出来る事を願っています。
今後も動画で、クルマの買い方についての役立つ情報も配信して行きますので、是非、視聴頂ければと思います。

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クルマ, スーパーカーの買い方, 情報
大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。