YouTubeチャンネルが伸び悩む理由

現在、1.36万人Subscribeを頂いておりますが、ここに来て伸び悩んでいました。
それは、 新車または一般的なクルマの動画配信が滞っているからだと考えています。
元々、ホンダステップワゴンスパーダハイブリッドのホンダセンシングの動画をきっかけに、ホンダステップワゴンハイブリッドのキーワードで影響力が拡大してきた事によって、motormanonline channelは成長してきました。
その後、ホンダカーズの某店長のご協力の元、これまでホンダから出来た新車をレビューされて頂いた事から、ホンダフリードハイブリッド、ホンダオデッセイハイブリッド等の検索キーワードにおいて、動画の首位が取れるようになり、ここまで来れたと考えています。
また、ポルシェセンター横浜青葉で、ポルシェボクスターGTSを営業のK氏より購入をして、その後引き継がれたS氏によって、クルマの点検や整備等のタイミング等で、試乗車を気軽に借用させて頂ける機会を頂けていた事からも、ポルシェに関わる動画については、ある一定の視聴回数が得られるようになり、スポーツカージャンルにおいても、成長を果たしてきました。
しかし、ここに来て、新車販売の頻度が少なく、クルマ系YouTubeを運営して行くためのリソース、所謂、新車が定期的にリリースされなくなり、且つ、ディーラーが所有しているクルマを一通りインプレッションをしてしまった事から、動画の更新頻度が鈍化してきた事が、主な原因だと考えています。
そして、伸び悩んでしまったさらなる原因は、視聴者側が興味を引かなくなった訳でなく、自分自身の価値観による舵取りに問題があったのではないかと、本日のmotormanonline vlog上の動画を収録して、認識出来たと考えています。
一つ目は、一度インプレッションしたクルマは、それっきりの動画で終わってしまっている事。
二つ目は、自分の好きなクルマ、興味を持ったクルマを前提に、収録するクルマ選びをして来た事。
大きくは、この2点に影響を及ぼしており、チャンネルが伸び悩んでいるのではないかと考えました。
もちろん、答えは違うかも知れませんが、この2つの要因を潰し込んで行ければ、次の2万人、そして5万人とYouTubeチャンネルの成長に繋がって行くだろうと、今回の結論に達しました。
従って、従来はオーナー目線でインプレッションを行って来たつもりですが、今後は、営業目線で、如何に興味を持たれない人に買って貰えるかに繋がるトークで、新たな要素を取り入れた動画の配信を行っていく予定です。
もちろん、新しいクルマ、そして興味のクルマに関しては、これまで通り、本音でインプレションをしていく予定でおります。
YouTubeチャンネルとは、単なるネットのアカウントではなく、ある種一つの事業と捉える事が出来ます。
開設当初の方針をそのままキープする事は出来ず、ある転換期を迎える事があり、その時、どこに舵取りしていけば良いのかを考える時がやって来ます。
まさに、今、さらにチャンネルを成長させるための舵切りを強いられていたのだと、実態を知るきっかけが得られました。
明日からは、ホンダ・グレイス、N-WGNカスタム、前々から乗りたいと思っていた日産セレナe-powerの後期モデルをレビュして行きますので、Google検索によってご覧になられた方は、どうぞ宜しくお願いを致します。
大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。