ホンダ CR-V EX Black Edition【7人乗りの魅力と欠点】

CR-Vガソリン車の魅力は、7人乗り仕様が選べる事です。
動画でも何度もつぶやいていますが、e:HEVで7人乗りが選べれば、迷わずステップワゴンからの乗り換えをしたいといつも思うほどです。
今回、インプレッションさせて頂いたのは、マイナーチェンジしたガソリンモデルのブラックエディションで、Masterpieceより上の最上級グレードの7人乗りになります。
改めて、ミニバンユーザーからの視点から、7人乗りの使い勝手について、観てみる事にしました。
結論として、良いところ悪い事、2点気づきが有りましたので、ご紹介を致します
一点目の良い点は、5人乗りと比較した場合、シートアレンジが多種多様のため、遊び心漂う空間が出来る事です。
3列目の乗り降りのため、2列目のシートは、可倒式になっているため、その分、3列目以降の足元の床面積が増える事になります。
これによって、通常は、2列目に乗る頻度がほとんどだと思いますが、気分を変えて、2列目を可倒させたまま3列目に乗ってみると、また違った広々とした空間を味わい、足を伸ばしながら寛げる空間で移動が出来ます。
大人は、あまりメリットを感じないかも知れませんが、子さんにとっては、シートアレンジの変化によって、退屈する事が少なくなり、クルマに乗って出かける楽しみが増える事でしょう。
もちろん、3列目に人が乗り込み、2列目のシートを戻せば、最大で7人乗車出来るので、人を乗せるための利便性も兼ね備えています。
悪い点は、シートが自体が重く、紐で引っ張って、可倒させなければならない事。
これは、今回、私が3列目のシートから降りる時にはじめて気づいた事です。
3列目に子供さんが乗っていて、クルマから降りようとした時、2列目シートの足元にあるグレーの紐を引っ張って、シートを立てなければなりません。
正直言って、子供さんが持ち上げられる重さではありません。
大人の私でも、撮影中何度か2列目シートを立てて倒してを何度か繰り返しましたが、重いと感じますし、更には、手が痛くなるほどです。
これでは、子供さん、特に女の子だったら、降りる事が出来ないと思うので、都度、親がシートを立てて下ろす必要がありそうです。
もっとも、身体の小さいお子さんでしたら、シートの座面を倒して、抱っこさせて降ろすまたは倒れている2列目シートの背もたれを踏み台にして降りれるかも知れませんが、唯一、3列目の乗り降りの悪さが、7人乗りの欠点だと感じました。
また、シートヒーターが、7人乗りの場合ですと、後席には設定が無いので、e:HEVの5人乗りかガソリン車の7人乗りか選択で、益々悩みが増えそうです。










Amazonの「聴く」読書。
30日間無料体験実施中
大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。
One thought on “ホンダ CR-V EX Black Edition【7人乗りの魅力と欠点】” Leave a comment ›