ホンダ N-BOX G・EX ホンダセンシング 【スーパースライドシートは、なぜ使える装備なのか?】

今まで、Mクラスミニバンに乗ってきたオーナーにとっては、有効的な装備だと感じました。
その理由は、ウォークスルーが備わり、フレキシブルに運転席から後席にアクセス出来るからです。
特に、今の梅雨の時期、傘を持ってクルマの乗降をする時には、特に有効的な装備であることを痛感しました。
N-BOXは、助手席のみですが、軽自動車の中では590mmという最も長いスライド量を誇ります。
正直、後席にアクセスするだけなら、運転席と助手席の間がウォークスルーになっているので、そこに足を入れれば事が足りてしまいます。
スーパースライドシートの良い所は、後席に移動して、助手席のシートを最前方までスライドさせる事で、クラスを超えた広い空間が得られる事です。
それによって、傘の行き場に困る事がなく、さらに、電動スライドドアになっているので、スイングドアほど、ドアが濡れても気になりにくいですし、且つ、開口部が広いから降りやすい。
そして、隣のクルマとのスペースが狭い駐車場で有っても、ドアパンチするリスクが伴わないので、余計な事を気にせずに降りる事が出来ます。
そして、乗る時もスライドドアを開けると、広い開口部になっているので、傘が自分のクルマのボディーに干渉するリスクも減りますし、乗った後も、後部座席は広い状態なので、濡れた傘の行き場も考える事なく、乗り込む事が出来ます。
もちろん、乗降以外にも、スーパースライドシートの恩恵はあって、親御さんや子供さんの介助のために、運転席から後席にアクセスしやすい仕組みづくりがされていますし、最前方にスライドさせて、さらに助手席側後部座席を跳ね上げる事によって、後席の荷積み面積も広く取れるので、明らかに有効的と言えるのではないでしょうか。
私の場合、現在のステップワゴンハイブリッドからダウンサイジングを考える必要性がある場合には、迷わずN-BOX カスタム G・EXホンダセンシングを選ぶ事になる、生活クルマとして、非常に魅力的なクルマでした。











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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。
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