今だからこそ、ネオクラシックフェラーリに乗る──Vol.1 【10万円でポルシェ911GT3に乗れる事を聞く。】

本編では、ネオクラシックフェラーリ F355 355F1の購入までのエピソード、そして購入した後の維持費やトラブル等、フェラーリのある生活について、シリーズ編でお伝えをして行きます。
〓きっかけは、Anycaで911GT3オーナーさんと繋がった事。
981ボクスターGTSに2年程所有していましたが、YouTubeでポルシェのインプレッションをやっていく内に、911GT3に買い替えたいと、本気で考えるようになりました。
エニカというカーシェアで、新車同様の991.2 GT3の6MT。まさに、自分が欲しいと思っていた後期のマニュアル車でしたが、オーナーさんのご厚意により、私ならお貸ししても良いとお話を頂き、お借りする事になりました。

クルマは、文句無しに良かったです。インプレッションは、YouTubeで配信しています。
何より収穫だったのは、エニカでお借りしたオーナーさんは、月額10万円で991.2GT3に乗っている事を知れた事でした。
それから数ヶ月後、911GT3の個体を検索していたら、Lusso carsという名古屋のインポートカー専門店を思い出しました。
このお店のHPを調べていたら、エニカでお借りした991.2GT3並行輸入車を新車で購入した記事が載っていました。
私が一番調べたいと思っていた事は、どうやったら月10万円で991.2GT3が購入出来るのかでした。
残念ながら、HPを調べていても詳細は分かりませんでしたが、エニカで知り合ったオーナーさんとの会話の中で、担当者Y氏の事を思い出しました。
このお店では、新車の991.2GT3の6MTの並行車は何台か出ていて、クラブスポーツパッケージの黒のGT3を購入したいと思い、審査及び金策を含めて、複数回に渡り問い合わせをしました。
残念ながら、黒のクラブスポーツ仕様の991.2GT3は、先に売れてしまいましたが、審査を進めて、クルマの購入が具体化して来たので、名古屋までクルマを見に行く事にしました。

その担当者Y氏は、現在、Lusso carsではなく、Ace carsという別のインポートカー専門店に引き抜かれて、クルマのセールスをしているというので、お店、クルマ、顔合わせを兼ねて名古屋に行く事になりました。
そこで再会したクルマが、あの時、エニカでお借りしたグラファイトブルーメタリックの991.2GT3でした。

一番クルマの購入を検討するにあたり、審査及び金策は、一番気になるところでしたが、月10万円で、991.2GT3が買える事実を改めて確認出来ました。
〓詳しい事実は、こちらで紹介をしていますので、真剣に高額車両の購入を検討されている方は、チェックして見て下さい。
そして、せっかく名古屋まで来たので、お店で保有している他のクルマを見せて頂きました。
これが、今所有しているFerrari 355F1との出会いになりました。

次回は、なぜ、Ferrari 355F1を購入するに至ったのか、その経緯についてお伝えを致します。

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大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。
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