BMW M2 CS 日本導入60台

〓オーナーさんのご厚意によりご紹介頂いた特別な一台
過去にドイツ車に乗っていた経緯があり、motormanonline channelでは、ポルシェ、BMW、メルセデスの動画を何本が配信させて頂いております。
そのきっかけかと思われますが、小生の事に大変ご興味を持って下さり、クルマ仲間としてご連絡を下さり、初顔合わせを皮切りに大変希少なお車をご紹介頂きましたので、ブログでもシェアさせて頂きます。
〓世界のスプリンターにはなくてはならないドイツの工業製品
ドイツ車は、走り好きな方に取っては、なくてはならない存在の一台ではないかと思います。
私もフェラーリに出会うまでは、ドイツ車の性能至上主義に翻弄されており、常にクルマの走行性能を意識して乗っていました。
一つだけ間違いなく言える事は、走りの性能を常に追求し、サーキット走行などの過渡な場面で運動性能及び動力性能に重点を置かれている方は、ドイツ車の選択が必須となるでしょう。
〓ニュルでのスペック的な立ち位置
走り好きの方ならば、M2という名前を聞いた瞬間知らない方はいらっしゃらないでしょう。M2は今まで、CSを含めると3つのバリエーションがあって、M2コンペティションをベースにニュルブルクリンクでの速さを磨いたモデルと言っていいでしょう。
ちなみに、ニュルブルクリンクのM2CSの公証タイムが7.42,99と、2021年7月時点でニュル最速の市販車は、メルセデスAMG GTブラックシリーズの6.43,616(2021年)と約1分もの差。
M2のライバル的とも言えるポルシェ 718ケイマンGT4が7.32,700(2019年)と約12秒差。
同等の速さを持つクルマは、ポルシェ 911 GT3 RS 996 7.43,00 (2003)、ホンダ シビックタイプR FK8 (2017) 7.43.80と、この辺のクルマと競合になる速さを持っています。
〓M2及びM2コンペティションとの違い (参考スペック)
M2 | M2コンペティション | M2コンペティションCS | |
エンジン | N55B30A 3.0L 直列6気筒 DOHCツインターボ | S55B30A | ← |
ミッション | DCT 6MT | ← | ← |
出力ps/rpm トルクNm/rpm | 370/6500 465/1400-5560 | 410/6250 550/2350-5230 | 450/6250 550/2350-5500 |
車重kg | 1580 DCT | 1630 DCT 1610 MT | 1600 DCT 1580 MT |
0-100km/h加速s | 4.3 DCT | 4.2 DCT 4.4 MT | 3.8 DCT 4.0 MT |
〓M2 CSの専用装備
●エクステリア



・CFRP製ボンネット エンジン冷却ダクト付き (ノーマル比50%軽量化)
・CFRP製ルーフ チェッカーフラッグパターン
・CFRP製フロントリップスポイラー
・CFRP製ドアミラーカバー
・CFRP製トランクスポイラー
・CFRP製ディフューザー




・19インチ専用アルミ鍛造ホイール ジェットブラック塗装
・ミシュラン パイロットスーパースポーツ F:245/35ZR19 R:265/35ZR19
・Mカーボンセラミックブレーキ F:6pot R:4pot
・アダプティブMサスペンション 「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」 の3種類のモード切り替え
・アクティブMディファレンシャル
・デュアルエキゾーストシステム(Mロゴ付き2本出しステンレステールパイプ)
・M2 CSエンブレム
●インテリア



・アルカンターラステアリングホイール(赤色センターマーカー付き)
・M4 CSシート メノリレザー×アルカンターラ 赤ステッチ仕上げ
・M2CSロゴ入りアルカンターラガーニッシュ
Youtubeでは、オーナーさんよりクルマのご紹介をしておりますので、是非、BMWファンの方はご覧になって見て下さい。
大林 寿行 View All
H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。