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ディーラーで扱う残価クレは、購入するクルマによって、賢い買い方になる。

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今回は、残クレについて、少し詳しく触れて行きます。

■銀行ローンとの比較

銀行融資によるローンの方が金利が低く抑えられていいという一般的な見解に対しては、必ずしもそうではありません。なぜなら、クルマその物の価値を担保できないからです。金利だけを抑えたいなら、銀行以外の選択はないかも知れませんが、実際にクルマを買う事になるので、クルマの価値も考慮しなければ、損失を抑えた事にはなりません。

今回のヴォクシーの例で説明をすると、残クレ2.9%だと、5年60回払いの390万円に対して手数料が+約42万円、5年後の車両据え置き価格が190万円。対して、銀行で2.9%の融資を受けて、全額払い切りの場合、約30万円で、差額は、12万円ですが、金利のみの差であり、支払ってきたクルマの表価格自体は考慮していません。

据え置きの場合、はじめから価格が決まっているので、変動することはありません。事故を起こしたとしても、基本的には、修復して自走可能であれば下がりません。

気になるのは、無事故で5年間乗り切った場合にどうなるのか?

ヴォクシーの場合、査定金額が200万円以上の価格になると思われますが、12万円余分に支払う事になりますが、5年後の車両価格が担保されて、事故車でも価格が変動せず、次のクルマに乗り換える際、ある程度目処が付けられるという保険的な利点があります。市場が大きく需要の高いミニバンは、買取金額が高く、トヨタディーラーの据え置き価格を上回るケースがほとんどですので、トヨタ以外のクルマに乗り換える事も見据える事が出来るので、次もトヨタ車じゃなきゃいけない事も無くなってきています。

■現金一括との比較

現金一括についても同様で、最初から自分の物に出来ますが、事故車になってしまうと、表価格が下がってしまい、払った費用に対して損失が出るリスクが伴います。

残クレ有無の価格差は42万円。ヴォクシーの車両価格に対しての据え置き価格190万円及び200万円前後の査定価格では、5年間無事故時の42 万円の差を埋める事は難しく、画期的なリセールは見込めないので、手元資金は、支払いに充てた方がいいですが、一括で支払うのは、据え置き価格が担保されないので、注意が必要です。 従って、手元資金が出せる場合は、残クレを使って、極限まで頭金を払って手数料を減らし、据え置き価格190万円を担保するのが、最も賢い支払い方と言えそうです。

■旧車やヨーロッパのスーパーカーが売れる理由

ちなみに、旧車や新車のヨーロッパのスーパーカー等は、リセールが見込め、更に新車のスーパーカーの場合は、初期受注であればあるほど、納期が長かったり、限られた人しか買えなかったりするので、早くクルマを買うほどクルマのリセールが通常のクルマの比ではありません払った金額以上にお金が返って来る可能性が非常高いので、投資目的の対象となっています。

従って、審査さえ通せれば、手元資金を減らさずに買えるクレジットが圧倒的にオススメになります。一台のクルマにお金を注ぎ込むならば、クレジットを使って、金利手数料よりも確実に売却時の利益分が上回るよう複数台クルマを買った方がいいという訳です。従って、残価クレジットやローンは、クルマによって買うための有効な手段である事が言えると思います。

■結論

・ディーラー低金利が使えるなら、銀行ローンよりも残価クレ。

・一括なら、可能な限り頭金を入れて残クレ。

以下の動画でも、ヴォクシーの契約に伴い、残価クレジットについて紹介をしておりますので、興味のある方は、御覧ください。

大林 寿行 View All

H社及びM社ドイツエンジン部品メーカー2社を経て、国内自動車メーカーの実験エンジニアに従事。主にクルマのエンジン耐久信頼性実験とその研究に携わる。研究においては、H研究所出向中、エンジン内部の要素研究に着手。自動車技術会、SAEへ研究論文を発表し、「ピストンピン打音発生時の潤滑挙動可視化」やM社時代大学の研究室との共同研究「ディーゼル用スチールピストンの摩擦力と特性とスラップ振動の関係」などがある。また、「内燃機関のピストン構造」で特許を出願。しかし、順風満帆な日々は続かず、うつ病を患うことになり、これからの仕事の仕方について真剣に向き合う。情報発信を駆使して、エンジニアからジャーナリストへの転身を見据え、「エンスージアストへの道」ブログを立ち上げ、クルマ系記事を執筆。今年からは、クルマ系動画クリエイターとして独立を果たし、新車及びカー用品のレビューを本格的に実施。ブログ記事執筆によって、動画の新車レビューでお届け出来なかった内容を執筆し、クルマのエッセンスをより詳しく発信。また、カー用品では、デシダルルームミラーを始めとした、主に新車購入時に注目される用品を中心に、海外メーカーからタイアップの話を頂きつつ更新中。クルマを通じて、誰もが楽しいカーライフが得られるきっかけづくりを目指します。

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